「給湯器交換が30万円かかる」が適正価格かどうかお教えします

最終更新日:2024年03月29日

季節の変わり目や大雨や雷などの悪天候が続いた翌日、洗い物をしようとガスのリモコンを押してみたけど電源が入らない…。

やっとの思いで電源がついたかと思ったら今度は水が全くお湯に変わらない…。

ある日突然、我が家に訪れたお湯が出ない問題。

急いで管理会社に連絡をしてガス屋さんに来てもらって修理をお願いしたところ…

あー、このガス給湯器は10年ぐらい経ってますし、もう交換時期ですね。
本体と工事費と処分費と…交換費用が30万円かかります。

えーっ!ガス給湯器の交換ってそんなにお金かかるの?!
急にそんな金額言われても…でもお風呂にも入れないし困ったわ…

…と、このような「ある日突然我が家に訪れたお湯が出ない問題」というのは、全てのご家庭でありえます。
でも、急に30万円の出費は痛いですよね。

そもそも、「なんでそんなに高いの?」「ネットだともっと安いものもたくさんあるのに!」と思われていませんか?

給湯器の交換で30万円必要なケースはとても少ないです。

「とても少ない」ということは稀にありえます。
こちらのページでは、「あなたのご自宅の給湯器の交換に30万円以上かかるか?」ということが次の質問だけで簡単に分かります。

自宅のガス給湯器交換が30万円かかるかの適正診断

それでは、今から3つの質問をします。いくつ当てはまるか数えて下さい。

  1. 自宅にガス式の床暖房や浴室乾燥機がついており、今後も使い続けたい
  2. 給湯器が自宅裏の極端な狭所や、3階の壁などの高所に設置してある(※マンションは除く)
  3. 石油給湯器を使用している

さて、いくつ丸がついたでしょうか?

ひとつでも丸がついた場合、30万円以上かかる可能性はあり得ます。
ただし、もしもあなたが「ひとつも丸がつかなかった。」「普通の給湯器をこれまでどおり使いたいだけ」という場合は、30万円という見積り金額はとても高いと思われます。

なぜかというと、ガス給湯器の交換にかかる費用というのは、大きく3つに分けられます。

  • 給湯器本体の価格
  • ガス工事の費用・手間
  • 施工会社の利益

つまり、【本体の費用が高い】もしくは【工事が難しい or 特別な資格が必要】という場合でなければ、
30万円以上の工事費用はかかりません。

本体の費用がそこまで高くもなく・工事もそれほど難しいものでない場合、30万円以上の工事費用がかかるというのは施工会社が利益を上乗せしている可能性が高いです。そのため、先ほどの質問で1つも丸がつかなかった場合は「30万円の見積りは高い」ということになります。

稀に30万円以上の工事になることもありますが、どのような場合に30万円以上の工事になるかを見てみましょう。

給湯器の交換で30万円以上の費用がかかるケース

床暖房・浴室乾燥機がついており、今後も使い続けたい。という場合

給湯器に備わっている機能は、本来「水を温めてお湯にする」というものです。そのため、床暖房や浴室乾燥機のように「暖かい空気を作る」という機能は備わっていません。そのため、床暖房や浴室乾燥機がついている場合は、熱源機という熱を発する機能が付いている熱源機付給湯器(TESタイプ)という給湯器を使用する必要があります。

こちらは、熱を発する機能が付いている分、本体の価格が高くなっています。
例えば、「24号 オートタイプ」という同じ能力のリンナイ製の給湯器で比較を行ってみます。

従来型24号オートタイプ
RUF-A2400SAW 希望小売価格:¥291,200(税別)
熱源型20号オートタイプ
RUFH-V2003SAW2-3 希望小売価格:¥369,600(税別)

もちろん、施工会社はこれよりも安く仕入れてはいますが、それでも希望小売価格で7万円以上の開きがあります。
さらに、エコジョーズという高効率型の給湯器への交換をご希望される方は、さらに本体価格が高くなるため工事費用も上乗せされ30万円を超えるケースはあり得ます。

但し、もしも「子どもも出て行ったし床暖房も浴室乾燥機も今は使っていない。使う予定もない。」という場合は、熱源機の機能を取り除いた給湯器への交換を行うことが可能となります。そのため、費用も安く抑えて交換を行うことが可能です。

また、たとえ熱源機付きの給湯器でも、弊社の場合は30万円以下で施工できることもあります。
(※商品によっては、30万円を超える場合もあります)

給湯器が自宅裏の極端な狭所や、3階の壁などの高所に設置してあるケース

こちらは先程の「ガス工事の費用・手間」がかかってしまいます。もちろん、家を建てたときに設置をしているはずなので、最低でもひと一人が通れるスペースが確保されていたり、高所とはいえ2階などに設置されている場合のほうが多いです。ただ、極稀に私たちのようなプロの業者が見ても「これ…どうやって交換しよう…」と頭を抱えるような現場もあります。

給湯器の交換というのは通常1人か2人で行いますが、特別な現場の場合、重機を利用したりするなどのケースもありえてしまいます。そのため費用がかさんでしまうということですね。

ただし、もしも、ひと一人が通れるスペースがあったり、高所とはいえ2階に設置してあり屋根やテラスなどの足場が近くにある場合は話は別です。

その場合も、高所作業料・狭所作業料として別途費用がかかってしまいますが通常の工事費に+10,000円〜+20,000円でおさまることがほとんどです。そのため、2階にあるからと言った理由だけで30万円以上かかる場合などは、やはりその見積りは高いと言えるでしょう。

石油給湯器を使用しているケース

石油給湯器でも種類によっては15万円〜20万円で交換できる場合も多いです。しかし、東北や長野・山梨などの寒冷地指定を受けているエリアや高効率型の石油給湯器への交換を希望する場合など、この場合も30万円以上の見積りになるケースはあります。

石油給湯器は単純に使用している台数が全国的に少ないため大量生産ができません。そのため、そもそも本体の価格が安くなりづらいということと、石油給湯器の工事はガス給湯器の工事とはまた別の特別な資格が必要になり工事時間も長く必要になります。ですので、費用が高くなってしまうことがあります。

自宅の給湯器交換が30万円以上かかるかどうか?のまとめ

このように、給湯器交換(特にガス給湯器の交換)を検討されている場合、交換費用で30万円以上かかるケースのほうが少ないです。

「ある日突然我が家に訪れたお湯が出ない問題」を早く解決しないとお困りだとは思いますが、決して安い買い物ではなく、同じ商品で工事を行ったとしても10万・20万円変わってくることもあるのでオトクに工事できるように地元の給湯器工事専門店にご相談することをオススメします。

まとめ

  • ガス式の床暖房や浴室乾燥機がついてなく
  • 極端な狭所や3階以上の高所にも設置されてなく
  • 石油給湯器でもない

この場合は、ガス給湯器の交換に30万円以上も費用はかかりません。

東京給湯器交換センターでは、毎月台数限定ですが、特別価格での交換工事を行っております。
「もらった見積りがちょっと高いかも…」と思われたら、すぐに私までご連絡ください!

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